『読書』は、新しい知見をインプットするのに昔から最高で最良のツールと言われています。
じっくりと一つのトピックについて考える時間や、ハラハラドキドキの物語の世界にどっぷり入り込む非日常体験は、私たちの人生を豊かなものにしてくれますね!
しかしネットによる”考えなくても与えられる受動的な刺激”であるゲームや動画の普及によって読書の時間が取れない方も多いのではないでしょうか。
本来、私は読書大好き人間で、家に自分専用の本棚を備え付けたほどです。定期的にAmazonで本を購入するためにアマプラにも入っていますが、必要な専門書読書は何とか少しでもと時間を作っていますが、最近、仕事量が増え(複数の部署を兼任となり)、読書時間が犠牲となっているという状況が続いていました。
「このままでは絶対いけない・・」不安になった私は通勤時間を利用して『Amazonオーディブル』の30日間無料体験に申し込んだのでした。
オーディブルで聴了した、おすすめ6作品はこれ!
毎日の通勤時間は片道約1時間半、往復で3時間です。
この時間を使って「本を読みたい!」というのが無料体験の目的でした。~結果、読了(聴了)した6冊の小説たち~
①『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ 11時間52分
永野芽衣さん主演で映画化もされた、親がいない娘さんが義母義父と繰り広げるドタバタ劇ながら最後の結婚式の場面は涙無しには聴けない作品です。是非!!
②『火花』又吉直樹 4時間25分 【読み手】堤真一
有名過ぎて改めて解説する作品ではないと思うのですが、私自身読めてなくて、今回読ませていただきました。芸人の世界を一緒に生きる体験ができます。夢に生きる男たちを主人公にした肉厚の青春ドラマです。驚きのラストもご体験ください。何より堤真一さんの語りが最高です。一流の役者さん、エンターテイナーの力を見せつけて頂きました。有難うございました。
③『6人の嘘つきな大学生』浅倉秋成 9時間46分
これも人気の小説で、大どんでん返しでハラハラドキドキモノです。
伏線→回収、伏線→回収、場面はコロコロ変わり、意外な真実が明らかになっていくストーリー仕立ては最初から最後まで飽きずに楽しめる物語でした。ぜひ!!
④『流浪の月』凪良ゆう 10時間21分
登場人物は少なく、とてもダークな世界観です。幼少期にある大事件を犯した女児と大学生の物語。目線が変わるだけでこんなにモノの見方が変わるのか!と、はっとすることが多かったです。非現実の世界に没頭したい方には”特に”おすすめの一冊です。
⑤『幻夏』太田愛 15時間2分
骨太で聴き応えのある一冊です。子供の時に行方不明になった友達とその家族を、警察官となった主人公が私立探偵と一緒に追っていく物語。純粋な子供の心と大人の事情の狭間で物語は右に左に大きく揺れる。自分が子供だった時の友達は今何をしているのだろうか?そんなノスタルジックな気持ちにもなりながら、大きな権力に振り回される波乱万丈な壮絶人生を描いた物語です。第67回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)ノミネート作品。
⑥『最後の証人』柚月裕子 9時間51分
テレビ朝日でドラマ化もされた法廷サスペンス。2転3転する展開に、誰を疑ってどれが本当のことなのか・・・?物語が進むにつれて真実が明らかになっていく展開はスリリング。世の中の悪をさばき正義を守る!という主人公の佐方弁護士のキャラが立っており最後は爽快な解決!!最後の証人として法廷に立つのはいったい誰なのか?あっと驚く展開を体験して欲しいです。
~合計時間 61.3時間 全て無料はスゴイ!~
どれも本屋大賞などの〇〇賞ノミネートなど、すでに有名になっている小説に絞って聴いていきました。感想としてその作品も素晴らしく、時に驚き、時に涙しながらの車中1か月でした。結果として6冊読破(聴破?)できたのは価値ある体験でした。というのも普通にサラリーマンをしていて月間6冊の本を読了するのは、絶対に難しいですもんね!
結果としては、この体験をもう1か月続けてみようと思い、
その外のサブスクを1つ止めて、オーディブルを有料継続することにしました。
通勤途中のすき間時間が最もオススメ
私は車通勤時にオーディブルを聴いていますが、この時間がとても良いです。
その理由はこちら!
【通勤途中で得られる効果】
①スマホ操作をしなくなるので事故の確率が減る。
②話が面白いので、眠くならない。
③早く続きが聴きたくなるので、早く仕事を終わらせようと努力する。
つまり、生産性が上がる。
④通勤時間が楽しくなる。別空間にどっぷり入り込める。リラックス効果あり。
小説が特に良かったです。展開が変わるので飽きないし、大どんでん返しで驚きが快感に。
ビジネス書は図表もあるので本で、小説はオーディブルが向いています。
~本屋大賞、ミステリ大賞、直木賞などはやはり重厚な内容で面白いですね~