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Mr.Children 名曲の旅『HANABIBI』~透き通ってく水のような心であれたら~

HANABIは2008年にTVドラマ「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~」の主題歌としてリリースされました。切なく心に響いてくるメロディーと歌声は、今でも幅広い年代で愛されるミスチルの代表曲のひとつです。HANABIの歌詞は抽象的で、様々な解釈ができる曲なのですが、私は“今はもういない恋人”と夜空に打ち上がる大輪の花火を重ね合わせた悲しい恋の物語であると思っています。彼女を失い、世の中全てが無意味に感じられる毎日と、彼女とめぐり会えた事で全てが美しく見えていた過去の自分。「もう一回、君に会いたい」という歌です。ぜひ聴いて頂きたいのは、歌の後半にある“揺れて流れる川の水の様に、透き通った心でありたい”と絶叫する箇所です。心打たれ、涙する方も多いと思います。ハッピーエンドではありませんが、心の中でいつまでも生き続ける恋人を想う素敵な歌です。
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Mr.Children 名曲の旅 『innocent world』ミスチルのアイデンティティナンバー~いつもこの胸に流れるメロディー~

Mr.Children最初のヒット曲となった「CROSS ROAD」をリリースしたのが1993年11月。スターダムへ駆け上がる切符を手にしたミスチルの“運命の一曲”となったのが、次曲「innocent world」でした。爽やかな歌声と軽快なリズムが「アクエリアス」のCMイメージと相乗効果を生み、瞬く間にミリオンヒットとなりました。「innocent world」はプロデューサーの小林武史氏から「今の桜井にしか歌えない曲を」という言葉から生まれ、「純真だった過去(イノセントワールド)」から「陽のあたる坂道(スターへの階段)」を駆け上がる桜井さんの当時の揺れる心情を歌った曲と言われています。
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Mr.Children 名曲の旅 『星になれたら』新しいスタートを切る君へ贈るナンバー

当時を振り返ると、CrossRoadで人気に火が付いたミスチル旋風は、innocent world、Tomorrow never knows、everybody goes とミリオンヒットを連発する中、次の曲を待ちきれないファンが求めたのが過去のアルバムでした。当然数の少ないアルバムはこのKIND OF LOVEを含めCDショップから消えてしまい、それがまた話題となり、入荷したらすぐ売れるという状況が何年も続きました。
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Mr.Children名曲の旅『【es】~Theme of es』~人生は本質とは何なのか?不変のメッセージソング~

詞のモチーフとして使われた「es」は心理学用語であり、次作『シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜』の歌詞には、esを反映する自我意味する「エゴ」という単語が使われ、前作『everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-』のジャケットには「es」というロゴの入ったTシャツを着た「es君」が登場している。そんな彼らの94年の『INNOCENT WORLD』と95年の『ATOMIC HEART』の2つのコンサート・ツアーのステージの模様と、インタビューやプライヴェート・フィルムで構成されたドキュメンタリーが本作品。監督は“Mr. Children”のプロデューサーでもある小林武史。
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【聴く読書】Amazonオーディブルで学ぶ歴史~話題の日本保守党百田党首が編む日本国紀;日本民族とはどんな民族?~

Amazonオーディブルは、簡単に言うと本の朗読が聴けるアプリです。私は通勤時間が片道1.5時間と長いので時間の有効活用の一環として入会しました。特別な体験のように感じ、人生の考え方や周囲の人の見え方が変わったように思います。最近は、仕事に対しても肩に力を入れすぎず俯瞰しながら行動できるようになったような気がするのです。今回は通勤時間を使って学ぶ歴史編です。ベストセラー作家の百田尚樹さんが編む古代から現代まで!日本人とはどんな民族なのか?うーん、なるほど!と唸る内容となっています。それではどうぞ!
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Mr.Children名曲の旅『ラヴ コネクション』『Dance Dance Dance』~ミスチルの最高傑作Atmic Heartより~

プロデューサーの小林武史は、Atomic Heartから音楽の方向性が恋愛から精神論へと変化してきたことを指摘している。桜井和寿もタイトルについて訊かれた際に「今までのMr.Childrenの詞にあったロマンティックでセンチメンタルな部分をどこかで排除したような詞を書いてみようというのがあって。科学的な目というと大げさかもしれないけど、たとえば人を愛する気持ちというのはどういうことなんだろうとか、切ない気持ちというよりも、局部局部に視点を持っていって考えていて」と語っている。
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Mr.Children 名曲の旅 『Tomorrow never knows』~若者たちのすべて主題歌/若者の心を唄ったミスチル史上最大のヒット作~

Tomorrow never knowsは【リリース】1994年11月10日【販売枚数】276.6万枚を記録しMr.Childrenのシングルでは最大のヒット作となりました。『Tomorrow never knows』と『innocent world』の大ヒットによって、過去のアルバム3作品が再びチャートにランクインするなどの大きな相乗効果が生まれ、ミスチルがそれまでに生み出してきた作品にもスポットライトがあたり、過去のアルバムは品切れを起こしプレミアム化しました。
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Mr.Children名曲の旅『CROSS ROAD』~ミスチル初のミリオン達成と50週チャートインした初期の名作~

CROSS ROADはミスチル初のヒット曲であり、初ミリオンセラーとなった記念すべき楽曲です。ミスチルに「ドラマの主題歌の話がある」という情報が伝えられ、桜井さんがドラマの第1話の台本を読みながら曲作りをするなかで、完成形が見えてくると「遂に100万枚セールスする曲が出来た!」と叫んだというエピソードは有名な話です。
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Mr.Children 名曲の旅 『終わりなき旅』ミスチル史上最高傑作

今回はミスチルの数ある名曲の中でも最高傑作と言われる「終わりなき旅」を紹介したいと思います。私も何度この歌に助けられたことか(涙)人生を俯瞰し、目の前にある壁を乗り越える大切さを伝えてくれるメッセージが詰まった楽曲です。流行りの曲ではなく人の人生を音楽と歌詞で表現した芸術作品とも言えます。
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Mr.Children名曲の旅『箒星』人は輝きを放ちながら進みゆく箒星

箒星は、軽快でリズミカルな旋律と、夢や希望に満ち溢れた歌詞が心を躍らせるナンバーです。箒星とは「ハレー彗星」に代表される、夜空に流れ星の様に尾を引きながら輝き続ける幻想的な天体現象の事ですが、この箒星と“輝きながら進んでいく二人”を重ね合わせたロマンチックなナンバーでもあります。
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Mr.Children 時代を紡ぐ歌『everybody goes~秩序の無い現代にドロップキック~』時代に一撃くらわせた痛快Rock★

Tomorrow never knowsで若者の繊細な心の内を壮大に描き、ミスチルの世界観が世の中に浸透し、空前の大ヒットを飛ばしている最中、突如リリースされたのが、そのイメージとは真逆のeverybody goesでした。バブルがはじけ日本経済がぼんやりと将来に不安を抱え、次世代を担う若者も援助交際やオウム真理教問題など心の闇が顕著化する中「この現状を打破せよ」とばかりに世の中にドロップキックを放つ曲をリリースしたのでした。
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Mr.Children 名曲の旅『Any』人生の岐路に立ったときに聴く歌

Anyとは「どんなときでも」という意味であり、「どんな困難も乗り越えていこう」というメッセージが込められています。Anyをリリースした直後に桜井さんは小脳梗塞を患い、バンド活動を休止する事となったのですが、病床で聴いたAnyに自分自身が励まされる事になったというエピソードは偶然とは思えない運命的な話です。Anyは人生の岐路に立った人を応援する歌です。「目の前の望んでいない現状を誰かのせいにするのではなく“今の自分”を変えていく事で道を切り開いていける」というメッセージソングです