物価が上がり続けています。生活を直撃する電気代・ガス代は基より、食料品の値上げも断続的に続いており、今後も続いていく見通しです。
近年中部のスーパーマーケットの雄『ユニー』も傘下に収め、食料品も豊富に品揃えしている『激安の殿堂ドン・キホーテ』の安さと活用法を徹底的に解説したいと思います。
今回は実際にドン・キホーテの価格調査を実施しスーパーマーケットの価格比較も行いました。それでは、どうぞ!
本記事の信頼性
私は「販売職×食品」業界で、これまで2回の転職に挑戦してきました。
✅1度目は24歳の時”スケールアップ”転職
地域生協から一部上場GMSへ
✅2度目は30歳の時”ステージアップ”転職
一部上場GMSから県域一番の食品SMへ
売場責任者(主任)→バイヤー、店長、事業責任者へ
タイプの違う3つの食品小売企業で経験を積む業界のプロです。
【Twitter】https://twitter.com/masa_m2
2022年に業界知見をまとめた著書
「スーパーマーケットの新潮流」を出版しました。
激安の殿堂『ドン・キホーテ』とは?
↓世界の小売業ランキング、見事66位にランクイン!
資料を見ると分かりますが、ドン・キホーテはパン・パシフィック・インターナショナルHDという企業で、1.8兆円の売り上げを誇り日本の小売業で4番目に大きな会社です。利益率も5%(通常のスーパーマーケットは2%~3%で優良とされる)を超えており、超が付くほどの優良企業であることが分かります。
宝探しの様で楽しいディスカウントストアという独自性を持ちながら、毎日の食料品も激安!ということで集客を行って利益率の高い雑貨に誘導する・・という目下最強のビジネスモデルのひとつであると言えると思います。
ドンキの食品は本当に安いのか?価格調査結果発表!
今回ドンキホーテの食品の実態を把握するために価格調査を行いました。
【日時】5月26日(土)18時~19時
【立地】市街地繁華街に立地するビルタイプ店舗のドン・キホーテ
【客層】若者・ファミリー・インバウンド(外国人観光客)多い
今回価格調査を行うと同時に、価格の安さを確認するため、CGCグループに属するローカル食品スーパー(ディスカウントではないが、安さも売りにしている)の価格と比較検証を行いました。
結果として「価格弾力性が強く(値段が下がると売れる商品)、家庭での使用頻度が高い20品目」でみると、ドンキの方が4.8%も安いことが分かりました。
価格的に見るとDS(ディスカウントストア)と呼べるレベルに位置する価格でした。
今回2店舗のドン・キホーテの価格を視察しましたが、店舗の立地にて価格を変えていることが分かりました。市街地(商業地の中心部)では価格が少し高く設定してありました。
ドンキの強みと弱み PB商品は独自路線が魅力!
通常、スーパーマーケットのPBは頻度よく買われる食品が選ばれ開発されています。
これらCGCに代表される、家庭でいつも使う食品や調味料も一部ありますが、何だか面白い、食べてみたい、他には無いという食品が多くあり、路線の違いを感じました。
一番の差別化は2F以降の雑貨や生活用品、娯楽用品ではありますが・・・
なんだが宝探しのような店内はやはりオンリーワンの店舗であると思います。
「販売職×食」業界で働いてみませか?
新卒で入った会社での自分の成長が感じられなくなりました。
先輩社員を見てると自分の将来が心配で・・。
若いうちに有益な経験を積んでおきたいと思い転職を考えているのですが、どう進めるのが良いのか・・悩んでいます。
そんな方にスーパーマーケット業界をおすすめします!
スーパーマーケット業界で働くメリットは、
【業界の特徴】
①仕事の汎用性が高く、現場のスキルを獲得することで日本中どこのスーパーでも正社員として働くことができます(専門性がある仕事)。
②”お客様のおいしい笑顔と健康をつくる”他者貢献の仕事です。
③”食べる”は不況に強い。コロナ禍ではむしろ売上が伸長する等、世の中の情勢に左右されにくい安定した業界です。
④お店の仕事だけではなく仕入担当(バイヤー)、物流管理、施設管理、人事総務、関連会社への出向など幅広い仕事をすることができます。
そんなスーパーマーケット業界にナビゲートします!
1st.転職への戦略を練ろう!
まず転職をすることを決意した時にはスケジュールを組む必要があります。
会社に退職の意思を示してから8か月以内に就職するのが良いと思います。
上図を参考に、ご自身のスケジュールをイメージしてみてください。
何だか心のモヤモヤが晴れ、ワクワクしてきませんか?
2nd.最強の「転職・攻略の書」と共に準備を進める
日本で最も就職が難しかった時代のことを「就職氷河期」と言います。
バブルがはじけ、先の見えない長い不況に入り(失われた30年と言われる)、しかも子供の数が一番多かった団塊Jr世代が就職・転職活動をしていた時代です(1995年~2005年)。
その時代に最も有名で、最強の書と言われていた本が「面接の達人(通称:メンタツ)」です。
私もこの本を参考に転職を成功させてきた1人であり
履歴書はどんなことを書くのか?面接ではどんなことを話すのか?それは”2つ”に絞られる
ということが分かりやすく書かれており普遍的で読みやすいのでおすすめです。
【中谷章宏さん紹介】~リーダー論の講演より~
↓ 「面接の達人」の内容を詳しく知りたい方はコチラの記事をご覧ください!
3rd.良い企業の面接がGetできる「プロの転職サイト(完全無料)」を使う
退職すると失業保険の手続きでハローワークに行き、求人情報を閲覧することができますが、大手の優良採用募集はあまりないと思います。
なぜなら優良の採用募集は、募集を出す媒体が事前に決まっているからです。
企業は質の高い人に来てほしい。日本には解雇規制があるので一度雇用したら解雇することが出来ないからです。失敗したくないので、きちんと転職サイト(エージェント)で人材を選別してもらい優秀な人を集めた中から採用したいと思うからです。
しかし多くの転職サイト(エージェント)に登録しても情報の整理が出来なくなるだけです。
無名で高額なサイトでは無く名の通った大手の「無料で利用できる」転職サイトに登録することをお薦めします。
悪い噂が立ったらメディアに取り上げられ企業の存続に関わるため、利用者が満足するサービスを確実に提供してくれるからです。
おすすめは、TVCMで一番流れている「マイナビ」
【”マイナビ転職”というフレーズで有名】
成約した企業から収入を得るので応募者からは”完全無料”なので安心です(2022年10月現在)
20代・第二新卒・既卒向け転職エージェントのマイナビジョブ20’s
未経験職種への転職で有名な「アーシャルデザイン」
こちらも企業側からの報酬により利用者は”完全無料”です。
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スーパーマーケット業界のすべてを解説
今回も最後まで読んでいただき有難うございました。
今後も有益な情報が提供できるよう頑張ってまいります!
スーパーマーケットのビジネスモデル シリーズ