Mr.Children名曲の旅『ラヴ コネクション』『Dance Dance Dance』~ミスチルの最高傑作Atmic Heartより~

『ラヴ コネクション』MV


ラヴ コネクション 歌詞

『Dance Dance Dance』Live!


Dance Dance Dance 歌詞

Atomic Heart 製品情報

【リリース】1994年9月1日
【セールス】343万枚
Mr.ChildrenのCD作品では最高の売上を記録。また、発売当時の邦楽アルバムで歴代最高売上を記録している。【収録曲】

「Printing」
2. 「Dance Dance Dance」 桜井和寿・小林武史
3. 「ラヴ コネクション」 桜井和寿・小林武史
4. 「innocent world」 桜井和寿
5. 「クラスメイト」(ブラス・アレンジ: 山本拓夫) 桜井和寿
6. 「CROSS ROAD」 桜井和寿
7. 「ジェラシー」 桜井和寿・小林武史
8. 「Asia (エイジア)」 鈴木英哉
9. 「Rain」
10. 「雨のち晴れ」 桜井和寿
11. 「Round About 〜孤独の肖像〜」(ブラス・アレンジ: 山本拓夫) 桜井和寿
12. 「Over」 桜井和寿
合計時間:

Mr.Childrenの最高傑作【Atomic Heart】とは?

プロデューサーの小林武史は、Atomic Heartから音楽の方向性が恋愛から精神論へと変化してきたことを指摘している。桜井和寿もタイトルについて訊かれた際に「今までのMr.Childrenの詞にあったロマンティックでセンチメンタルな部分をどこかで排除したような詞を書いてみようというのがあって。科学的な目というと大げさかもしれないけど、たとえば人を愛する気持ちというのはどういうことなんだろうとか、切ない気持ちというよりも、局部局部に視点を持っていって考えていて」と語っている。

Mr.Childrenのアルバムでは最もシングルカットされた曲(カップリング曲やリミックスバージョンを含む)とベスト・アルバムに収録された曲が多い作品、つまり最高傑作であるといえる。

1994年 ~一つの時代が終わり新しい扉が開いた年~

この年に起こった様々なことを一言でまとめると『一つの時代が終わり新しい扉が開いた年』ということができるのではないか。翌年の1995年は「Windows95」が発売され新しい時代の幕開けとなった年である。その前年のためか「〇〇〇が終わった」という象徴的な出来事が相次いだ。AtomicHeartはこれまでのロックとは違う精神性を唄った新しい楽曲が世に出たアルバムであった。その1曲目である『Dance Dance Dance』はまさにその世界観を表現している。

3月15日 – アメリカ合衆国軍、ソマリアから撤兵
4月2日 – 対共産圏輸出統制委員会(COCOM)が解散
4月27日 – 南アフリカ共和国で、アパルトヘイト撤廃の最後の段階となる、人種規制のない初の普通選挙挙行、ネルソン・マンデラ率いるアフリカ民族会議が第1党となる
5月1日 – F1・サンマリノGPで、元ワールドチャンピオンのアイルトン・セナが事故死。前日事故死したローランド・ラッツェンバーガーに次いで2日連続の死亡事故
5月6日 – 英仏間の英仏海峡トンネル開通
5月10日 – ネルソン・マンデラが南アフリカ共和国初の黒人大統領となる
6月16日 – マイクロソフト、MS-DOSの販売およびサポート終了を発表
6月27日 – オウム真理教による松本サリン事件発生
7月5日 – Amazon.comの前身Cadabra.comが設立される
7月8日 – 北朝鮮の金日成主席が死去
7月16日〜22日 – シューメーカー・レヴィ第9彗星分裂核が相次いで木星に衝突
7月25日 – イスラエルとヨルダンが平和協定に調印、1948年以来続いた戦闘状態が終止
8月12日 – メジャーリーグベースボールで以後、232日間に及ぶプロスポーツ史上最長のストライキ決行(→1994年から1995年のMLBストライキ)
8月29日 – ロシア軍、旧東ドイツとバルト諸国から撤退
8月31日 – ロシア陸軍、エストニアから撤兵
10月1日 – パラオがアメリカ合衆国の信託統治から独立
10月7日 – イギリスのアンドリュー・ワイルズによってフェルマーの最終定理が証明され、360年に渡る歴史的議論に決着

Mr.Children 名盤 【Mr.Children 2001-2005<micro>】紹介

優しい歌を含む同時代リリースのベストアルバムを紹介します!

1 優しい歌
2 youthful days
3 君が好き
4 蘇生
5 Drawing
6 いつでも微笑みを
7 Any
8 HERO
9 タガタメ
10
11 くるみ
12 Sign
13 and I love you
14 未来
15 ランニングハイ

Mr.Children名曲の旅ラインナップ

Mr.Children 名曲の旅 『Tomorrow never knows』~若者たちのすべて主題歌/若者の心を唄ったミスチル史上最大のヒット作~
Tomorrow never knowsは【リリース】1994年11月10日【販売枚数】276.6万枚を記録しMr.Childrenのシングルでは最大のヒット作となりました。『Tomorrow never knows』と『innocent ...
Mr.Children時代を紡ぐ歌『NOT FOUND』時代の闇に立ち向かう当時の若者の心を激しく打った歌
当時の若者(団塊Jr世代)は「引きこもり」や「パラサイトシングル」などに表れているように結婚しない・できない人が増え、第三次ベビーブームが起きず人口減少を決定づけた日本の転換点でもあった。SNSの普及により立場の弱いものが泣き寝入りしなくて良くなった令和。それまでに弱いものが自己責任論で淘汰されていた時代であったことを忘れてはならないと思う。
Mr.Children 名曲の旅 『名もなき詩』~ミスチルのアイデンティティソング~
名もなき詩は、日本中が沸き立ったバブルが弾け飛び、「失われた10年」と言われる長きにわたる不景気で日本全体に停滞感が漂っていた時代・・・ 逃げ場の無い競争社会の中で、もがき苦しむ当時の若者に”生きる勇気”を届けてくれたのが「名もなき詩」でした。ミスチルファンのアイデンティティでもあるこの楽曲は今でもコンサートで全員が大合唱するのです。ぜひ聴いてみてください。                       
Mr.Children 名曲の旅 『Over』数あるミスチルの失恋ソングの中で最も染みるナンバー
Overは、ミスチルの歴史上最も売れたCDアルバム「AtomicHeart」の最後の曲として収録されています。このアルバムは343万枚を売り上げ、当時の邦楽アルバムで歴代最高枚数を記録しました。このミスチル旋風を巻き起こした「AtomicHeart」の数ある収録曲の中でも「Over」は特別な楽曲で、ファンの中で知らない人は“絶対にいない”名曲中の名曲です。
Mr.Children 名曲の旅 『終わりなき旅』ミスチル史上最高傑作
今回はミスチルの数ある名曲の中でも最高傑作と言われる「終わりなき旅」を紹介したいと思います。私も何度この歌に助けられたことか(涙)人生を俯瞰し、目の前にある壁を乗り越える大切さを伝えてくれるメッセージが詰まった楽曲です。流行りの曲ではなく人の人生を音楽と歌詞で表現した芸術作品とも言えます。
Mr.Children 名曲の旅 『365日』父と息子の365日、当たり前のことをちゃんと。
Mr.Childrenの不朽の名曲「365日」の解説です。365日は、アルバム「SENSE」収録の1曲でシングルカットされていないのにミスチルのYOUTUBE再生回数ランキングで1位となっている人気の楽曲です。歌詞の内容としては、恋人へのラ...
Mr.Children 時代を紡ぐ歌『everybody goes~秩序の無い現代にドロップキック~』時代に一撃くらわせた痛快Rock★
Tomorrow never knowsで若者の繊細な心の内を壮大に描き、ミスチルの世界観が世の中に浸透し、空前の大ヒットを飛ばしている最中、突如リリースされたのが、そのイメージとは真逆のeverybody goesでした。バブルがはじけ日本経済がぼんやりと将来に不安を抱え、次世代を担う若者も援助交際やオウム真理教問題など心の闇が顕著化する中「この現状を打破せよ」とばかりに世の中にドロップキックを放つ曲をリリースしたのでした。
Mr.Children名曲の旅『箒星』人は輝きを放ちながら進みゆく箒星
箒星は、軽快でリズミカルな旋律と、夢や希望に満ち溢れた歌詞が心を躍らせるナンバーです。箒星とは「ハレー彗星」に代表される、夜空に流れ星の様に尾を引きながら輝き続ける幻想的な天体現象の事ですが、この箒星と“輝きながら進んでいく二人”を重ね合わせたロマンチックなナンバーでもあります。
Mr.Children時代を紡ぐ歌『優しい歌』9.11と家族の絆
優しい歌の歌詞を追っていくと、1番~3番に向けて心の変化を感じ取ることができます。それを追っていくとわかるのが、強くなれる時、それは自分自身の幸せのためではなく、誰かの幸せのためを想う時であるということ。誰かのために歌う愛の歌が、喜びに満ち溢れるこの「優しい歌」なのです。
Mr.Children名曲の旅『CROSS ROAD』~ミスチル初のミリオン達成と50週チャートインした初期の名作~
CROSS ROADはミスチル初のヒット曲であり、初ミリオンセラーとなった記念すべき楽曲です。ミスチルに「ドラマの主題歌の話がある」という情報が伝えられ、桜井さんがドラマの第1話の台本を読みながら曲作りをするなかで、完成形が見えてくると「遂に100万枚セールスする曲が出来た!」と叫んだというエピソードは有名な話です。
プロフィール
この記事を書いた人
Masa-kun

【X】https://twitter.com/masa_m2「販売職×食」業界の専門家|経歴:生協、GMS、食品SM|職務:バイヤー、店長、ネットスーパー、マーケティング(MD立案)|「販売職×食」業界の歩き方、昇り方、渡り方について発信します。【電子書籍】アラフィフ転職 完全ガイド・・40代50代転職について自身の実体験をベースに著した戦略の書。キャリアを総決算し新しい働き方を提案します。
【電子書籍】スーパーマーケットの新潮流・・食品小売業界に起きている最新情報を現場感覚、学術研究、実地調査の3点をもって検証しました。スーパーマーケット(店舗事業)と生鮮宅配(宅配事業)のこれからのトレンドが理解できる一冊になっています。

Masa-kunをフォローする
モチベーション
Masa-kunをフォローする
タイトルとURLをコピーしました