名もなき詩 ジャケット(シングルとアルバム「深海」)
名もなき詩とは
【商品情報】
リリース:1996年2月5日
作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
編曲:小林武史&Mr.Children
【販売枚数】
オリコンシングルチャートで初週の売上枚数が当時の歴代最高となる120.8万枚を記録し、オリコン史上初となる初週売上のみで100万枚を突破したシングルである。
最終的な累計売上は230.9万枚
【メディア】
・フジテレビ系ドラマ『ピュア』主題歌
・発売から7年後の2003年にエリエールのCMソングとしても起用された。
【エピソード】
・小林武史から「シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜」のBメロのようなリズムパターンを提案されるがうまくいかず、当時のMr.Childrenのシングルはドラマ主題歌やCMのタイアップが主だったため、桜井和寿はそういった縛りを考えずに、思い浮かべたメロディーにフェイク英語を添えながら制作を進めると、「Oh darlin」にあたる部分が浮かんできた。そこを起点にして曲を作ろうと決めた桜井は、早速ジョギングに出掛けるといきなりAメロ冒頭の「ちょっとぐらいの汚れ物」の部分が思い浮かび、次々と完成形に近づいていったという。
・桜井は「早口言葉みたいなパートも出てきて、でも最後は再び『ぽつん』と終わりたかった」と話し、早口言葉の部分について小林は「この当時、こんな早口で歌ってる人間はほかにいなかった」と絶賛した
・1995年10月に5thアルバム『深海』と6thアルバム『BOLERO』を制作するために滞在した新宿のヒルトンホテルで20曲あまりの曲が制作され、その中から最初に形になった曲。
・Mr.Childrenではミュージック・ビデオが制作されていない数少ないシングル曲で、テレビ番組では独自の映像やライブ映像を流すことで対応している。
・歌詞に発売当時は放送禁止用語だった「ノータリン」が含まれているため、トイズファクトリーは放送局に市販とは異なる当該箇所の歌詞を差し替えた曲を収めた「PR-275」という品番のCDを作成・配布して放送に対応した。当該の歌詞は「言葉では足りん」と替えられているが、1996年2月5日放送の『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』(フジテレビ系)、同年4月5日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で披露した際には、歌詞テロップを無視して「僕はノータリン」と歌った。
【B面】
また会えるかな ⇒歌詞
【また会えるかなの逸話】
この曲は、桜井和寿さんが恋人と別れた後に作った曲だと言われています。歌詞には、別れた相手への未練や寂しさが表現されています。
この曲は、ミスチルの10枚目のシングル「名もなき詩」のカップリング曲ですが、実は「名もなき詩」よりも先にレコーディングされました。桜井さんは、「名もなき詩」を作るきっかけになった曲だと語っています。
この曲は、日産自動車の「ブルーバード」のCMソングに起用されました。CMでは、桜井さんが歌うシーンと、カップルが別れるシーンが交互に映し出されます。
名もなき詩はミスチルファンにとってのアイデンティティ
名もなき詩は、日本中が沸き立ったバブルが弾け飛び、「失われた10年」と言われる
長きにわたる不景気で日本全体に停滞感が漂っていた時代・・・
逃げ場の無い競争社会の中で、もがき苦しむ当時の若者に”生きる勇気”
を届けてくれたのが「名もなき詩」でした。
”生きる勇気”と言っても「頑張れ・負けるな」という応援歌ではなく
「弱くていい。皆、もがき、苦しみ生きている、僕だってそうなんだ」
というフレーズが当時の若者の心に強烈に刺さったのです。
ミスチルのライブでは「名もなき詩」のサビを大合唱するのが定番です。
若者から50を超えたオジサンまで、自分の歩んできた人生を振り返り、愛しい人の事を想い、唄うのです。
この歌になぜ名前が無いのか? 歌の最後にこんなフレーズがあります。
愛情っていう「形の無いもの」
伝えるのはいつも困難だね
だからdarlin,この名もなき詩を
いつまでも君に捧ぐ
★素敵ですね★
Mr.Childrenの最高傑作【Atomic Heart】紹介
1 | Printing |
2 | Dance Dance Dance |
3 | ラヴ・コネクション |
4 | Innocent World |
5 | クラスメイト |
6 | Cross Road |
7 | ジェラシー |
8 | Asia(エイジア) |
9 | Rain |
10 | 雨のち晴れ |
11 | Round About ~孤独の肖像~ |
12 | Over |
Mr.Children名曲の旅ラインナップ
Mr.Children 30th Anniversary Tour【半世紀へのエントランス】紹介
Blu-ray DISC 1, DVD DISC 1~2
- OPENING
- 終わりなき旅
- 本楽曲は自身のツアーでは『Mr.Children Tour 2004 シフクノオト』以来のオープニング曲となった。
- 「どこかに自分を必要としてる人がいる」の部分を「どこかにあなたを必要としてる人がいる」と歌っている。
- 最後のフレーズの後に桜井のMCが入る。その後最後のフレーズをもう一度歌い上げ、アウトロはカットされ次の曲に続く。
- 名もなき詩
- 海にて、心は裸になりたがる
- シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜
- 最後のサビで特効の火花が打ち上げられた。
- innocent world ※
- 最後のサビの冒頭は歌われていない。
- <MC>
- 彩り
- 単独ライブでは『Mr.Children Hall Tour 2016 虹』以来、約6年ぶりに演奏された。映像化は『MR.CHILDREN TOUR POPSAURUS 2012』以来、約10年ぶり。
- 口笛
- 単独ライブでは『Mr.Children Hall Tour 2017 ヒカリノアトリエ』以来、約5年ぶりに演奏された。映像化は『Mr.Children REFLECTION{Live&Film}』以来、約7年ぶり。
- <MC>
- 桜井、田原、SUNNYの3人がセンターステージへ移動。
- 車の中でかくれてキスをしよう
- 『Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25』以来、約5年ぶりに演奏された。映像化は『Mr.Children Tour 2009 〜終末のコンフィデンスソングス〜』以来、約13年ぶり。
- 演奏後、中川と鈴木もセンターステージへ移動。
- <MC>
- Sign
- タガタメ
- 『Mr.Children Stadium Tour 2015 未完』以来、約7年ぶりに演奏された。
- Documentary film
- DANCING SHOES
- LOVEはじめました
- 『Mr.Children[(an imitation) blood orange]Tour』以来、約9年ぶりに演奏された。『Mr.Children Stadium Tour 2015 未完』以来、約7年ぶりに演奏された。
- フェイク
- ニシエヒガシエ
- イントロで特効の花火と煙幕が打ち上げられた。
- Worlds end
- DVDではここまでがDisc.1となっている。
- <MC>
- 永遠
- others
- <SE>
- Tomorrow never knows
- 光の射す方へ
- 『Mr.Children Stadium Tour 2015 未完』以来、約7年ぶりに演奏された。
- fanfare エソラ
- 『Mr.Children[(an imitation) blood orange]Tour』以来となる、前奏が追加されているアレンジでの演奏となった。
- 最後のサビで銀テープを飛ばす演出がある。
- <MC>
- GIFT
- <ENCORE> / <MC>
- HANABI
- <MC>
- メンバー4人の一人一人の30周年への感謝の言葉が語られた。
- 生きろ
- END ROLL
- バックに「優しい歌」のストリングスバージョンと「永遠」が流れた。
- エンドロール後、2022年12月30日公開の映画Mr.Children「GIFT for you」で放映され、ツアー後に日産スタジアムで新しく撮影・録音された「君と重ねたモノローグ」の映像が収録された。
Blu-ray DISC 2, DVD DISC 3~4
- OPENING
- 公演前の観客の様子とともに、「優しい歌」のストリングスバージョンが流れた。
- ベストアルバムのジャケットをモチーフにしたオープニングムービーとともに、「memories」の一部が流れ始め、ジャケット写真やミュージックビデオ、ライブ映像が次々と流された。
- Brand new planet
- youthful days
- 単独ライブでは『Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25』以来、約5年ぶりに演奏された。映像化は『MR.CHILDREN TOUR POPSAURUS 2012』以来、約10年ぶり。
- 海にて、心は裸になりたがる
- シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜
- 最後のサビで特効の火花が打ち上げられた。
- innocent world
- <MC>
- Over
- バンドとしては『ap bank fes ’05』以来、約17年ぶりに演奏された。映像化は『MR.CHILDREN DOME TOUR 2005 “I ♥ U” 〜FINAL IN TOKYO DOME〜』以来約17年ぶりで、バンドとして演奏が映像化されるのは本作が初となった。
- Any
- 『Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25』以来、約5年ぶりに演奏された。映像化は『Mr.Children “HOME” TOUR 2007 -in the field-』以来、約15年ぶり。
- <MC>
- メンバー4人とSUNNYがセンターステージへ移動。
- くるみ
- 『Mr.Children Hall Tour 2016 虹』以来、約6年ぶりに演奏された。映像化は『MR.CHILDREN TOUR POPSAURUS 2012』以来、約10年ぶり。
- 僕らの音
- 映像化は『MR.CHILDREN DOME TOUR 2005 “I ♥ U” 〜FINAL IN TOKYO DOME〜』以来、約17年ぶりとなった。
- 演奏後、5人全員ステージへ戻った。
- タガタメ
- Documentary film
- DANCING SHOES
- ロックンロールは生きている
- 『Mr.Children REFLECTION{Live&Film}』以来、約7年ぶりに演奏された。
- ニシエヒガシエ
- Worlds end
- DVDではここまでがDisc.3となっている。
- <MC>
- 永遠
- others
- <SE>
- Tomorrow never knows
- fanfare
- エソラ
- 『Mr.Children[(an imitation) blood orange]Tour』以来となる、前奏が追加されているアレンジでの演奏となった。
- <MC>
- GIFT
- <ENCORE> / <MC>
- Your Song
- <MC>
- メンバー4人の一人一人の30周年への感謝の言葉が語られた。
- 生きろ
- END ROLL