Masa-kun
今回は、ZARDの代名詞と言っても過言ではない
『あなたを感じていたい』を紹介します。
サビから無限に広がっていく透明感と爽快感は、
ZARDしか表現できない世界です。それではどうぞ!
あなたを感じていたい
1994年12月24日発売 【販売枚数】737,910枚
作詞:坂井泉水 作曲:織田哲郎
織田哲郎が唯一、ZARDのシングルで編曲まで手掛けた作品で、織田が当初作ったオケが地味であったため、ZARDの制作チームが手を加えて、結果的に織田が作ったものとはだいぶ違ったものになったという逸話がある。
楽曲のイメージとして、坂井は「白い吐息で”ああ、冬が来た”と感じることはないですか?寒い薄暗い朝に母親の様な母性を感じさせる女性が両手を口のところに持っていくその仕草に色香を感じるのですが、そんな女性がこのストーリーの主人公です」と語っている。
幻のプロモーションビデオ
ジャケット写真と連動したプロモーションビデオが制作されていたが、発売時は公開されておらず、2001年、2006年、坂井の死去後と段階を経て公開されていった。
ZARDの世界観
Masa-kun
冬支度をはじめる、というフレーズから冬ソングであることが分かります。
こんなに透明感がありスピード感、爽快感がある楽曲ですが、歌詞を見ると
別れがテーマになった”切ないラブソング”であることが分かります。
幻のプロモーションビデオを見ても、現実ではあるが現実とは思えない透明感で、切なさと悲しさ、人生の儚さを唄う坂井泉水の姿はZARDの世界観そのものであると再認識してしまいます。
ZARD名曲の旅『異邦人』坂井泉水の世界観~人生とは旅である~
ZARDの名曲を紹介するZARD名曲の旅。今回は「異邦人」です。原曲は1979年10月に発売された久保田早紀のデビュー曲「異邦人」。この曲は元は、美しい並木道並木で知られる国立駅前の大学通りの景色をイメージして書かれたものだった。「子供たちが空に向かい 両手を広げ」という歌い出しは、歌詞作りに難渋していた久保田が、通学の時に乗っていた国鉄中央線から見える国立駅近くの空き地で遊ぶ子供たちの姿を電車から見て咄嗟に写しとったものである