
今回はスーパーマーケット業界について、この記事を読めば、全てのことが網羅できる”総まとめ”を行っていきます。
スーパーマーケット業界とは、生活に関連するあらゆるもの、特に食品を中心とする商品を販売する小売業です。
食品 ✖ 販売職 / 食品 ✖ 仕入業務 / 店舗 ✖ マネジメント
店舗販促 × マーケティング / Web販促 × マーケティング
上記のように、最初は店舗の販売職からスタートしますが、自分のキャリアを形成しながら様々な仕事に分岐し、それぞれのプロに成長していく人生設計を作っていくことが大切です。
最初の「食品 × 販売職」ステージで、1つの部門(野菜やお肉、お惣菜etc..)のプロになれば、その後の人生でどこの企業でも働いていくことができるのも良いところです。
業界の裾野は広く”不況に強い”のも特徴ですし、当たり前ですが、どの地域にも食品や生活用品を販売している会社はあるはずです。
例えば、今働いているスーパーが倒産したとしても、業界で通用するスキルを獲得していれば、他のスーパーで前と同じ活躍をすることができますし、安定して家族を養っていくことができます。(ちなみに私も3社目です)
その点では野球選手と同じですね!
毎日、お客様の笑顔に会える、ドキドキわくわくのスーパーマーケット業界で働いてみませんか。

スーパーマーケットの販売職後のキャリアとしては、仕入れ業務を行う「バイヤー」、物流全体をマネジメントする「物流担当」、店舗全体をマネジメントする「店長」、集客・販売促進を担う「マーケティング担当」、組織全体をマネジメントする「人事総務」などなど、多くの仕事の中で自分の特性にあった仕事を選んでいくことになります。
事業所単位で見ても、従業員数100人以上の店舗は珍しくありません。
数百、数千という多くの人が働いている、大きな業界であるという特徴があります。
~ 今、スーパーマーケット業界は大変化の前夜です ~
これまでヒトが行ってきた店舗での「発注業務」や「レジ清算業務」がAIなどで自動化され、実店舗が無い”スマホの中にある店舗”「ネットスーパー」の登場など、これから大きな変化が起こっていきます。
あなたもそんなスーパーマーケット業界で働きませんか?
本記事の信頼性

私は「販売職×食品」業界で、これまで2回の転職に挑戦してきました。
✅1度目は24歳の時”スケールアップ”転職
地域生協から一部上場GMSへ
✅2度目は30歳の時”ステージアップ”転職
一部上場GMSから県域一番の食品SMへ
売場責任者(主任)→バイヤー、店長、事業責任者へ
タイプの違う3つの食品小売企業で経験を積む業界のプロです。
【Twitter】https://twitter.com/masa_m2
2022年に業界知見をまとめた著書
「スーパーマーケットの新潮流」を出版しました。

小売業界の規模とプレイヤー
・各種情報の出典は 業界動向サーチ /データが分かりやすく分析され整理されています
まず、2021年-2022年における小売業界の売上規模は63.1兆円でした。
【備考】
・パン・パシフィック・インターナショナルとは「ドン・キホーテ」「ユニー」を経営している企業です。
・注目企業としては、上位5位には入っていませんが「コスモス薬品」。医薬品、食料品、生活雑貨を低価格で販売し、現在年商7,500億円の売上に急成長しています。ここの安さ、半端ありません。下記に記事に詳細記載

・アマゾンやコストコも米国企業なので入っていません。入っていれば上位かと・・。


その中でスーパーマーケット業界は18.5兆円、平均給与も小売業界平均よりも高いです。
スーパーマーケット業界のプレイヤー『トップ10』
【備考】
・セブン&アイはコンビニ事業を抜いた数値
・上場していない「オーケーストア」は入っていません・・実際は7位ですが。
スーパーマーケット業界の整理
同じ食料品を販売しているお店でも、お近くの食料品スーパーマーケットとドンキホーテでは違いますよね。また巨大なイオンモールと駅前にある鉄筋3F建ての昔ながらの総合スーパー(GMSと呼ばれる)も食品と衣料品、生活用品を扱っていますが違う店に見えます。
それを整理し、私個人の見解でまとめた図はこちらになります。
(※2021年に学会で発表させていただいたもの)
特筆すべきは、赤矢印のところ。上場されていないので経営内容は公表されていませんが、オーケー、ロピアなどは人気商品の品揃えがしっかりとあり、なおかつ、生鮮食品の鮮度が高く、毎日どこよりも安いというEDLP(エブリデー・ロー・プライス)戦略を確立している生鮮ディスカウントは、集客力が圧倒的に強く、今業界注目のプレイヤーとなっています。
また店舗も持っていますが、宅配がメインの生協も年間事業規模は2021年に3兆円に乗り、組合員数も全国で約3,000万人規模となりました。ニュースリリース:日本生協連
生協についても、営利企業ではありませんが、働く場としても日本の地域社会にとっても大切な組織になりますので、ご興味のかるかたは下記の記事を読んでみてください。


スーパーマーケットの世界へようこそ!
スーパーマーケットの業界について興味を持たれた方は下の記事をお読みください。
【内容】
・スーパーの仕事に向いている人、向いていない人
・スーパーの給与や昇進などの現場のホントの話
・仕入れ担当者であるバイヤーになろう!
・スーパーへ就職・転職するためのリアルな体験談

■スーパーマーケット業界で働いてみたい!
■転職をして業界の中でもっとジャンプアップをしたい!
と思われた方は、下記の記事がお薦めです。是非ご覧ください。
