鰻がおいしい季節になりましたね!
昔に比べると、圧倒的に品質がよくなった中国産の鰻蒲焼は国産に負けない味と価格が安くコスパが高いですが、国産の鰻蒲焼は昔から同じ味で中国産と違いが分からなくなってしまいましたね。
確かに!僕たちの世代は〇〇産だから美味しい、〇〇産だから美味しくないという価値観があまり無いですね。あのコッテリとした蒲焼のタレが付いていれば、正直どれも同じ味がします。
実は、あの鰻の蒲焼に塗られているタレは、品質保存にも重要な役割があり、基本的に冷凍物流で日本全国を駆け巡っている鰻の蒲焼には、保存料や添加物がたっぷり入ったタレが塗られているよ。
今回は、そんな市販の”鰻の蒲焼”を最も美味しく食べる方法を解説していきます。業界のプロ筋ではよく知られている食べ方ですので、ぜひ一度お試しください。それでは行きましょう!
スーパーマーケットで活躍するためには、食卓を彩る四季菜彩の食材を使った料理に興味を持つことが大切です。ぜひご自身で作って食べてみてくださいね。
市販の鰻の蒲焼についているタレは”ジャブジャブ洗い流そう”
まず、鰻の蒲焼についている添加物たっぷりのタレを洗い流します。親指も使って、鰻の凹凸に入っているタレも丁寧に洗い落とします。
洗った後はキッチンペーパーで水分を取ってください。
こんな感じになります(笑)。
次に、お酒で蒸すと「ふっくら感」が戻ります
次に白くなった鰻蒲焼をお好みでカットしフライパンに並べ、目安1尾につき大さじ1のお酒を入れて、蓋をして、少しの間、中火で蒸し焼きにします。
ふっくら感が出てきます。不思議ですね。
最後に蒲焼のタレで表面を焼きます。香ばしい!
たいてい鰻の蒲焼に付いている付属の蒲焼のタレを半分、この蒲焼にかけて焼いていきます。※もう半分は鰻重を作るときにご飯にかけてください。
中火で小まめに表裏をひっくり返しながら焼いていき、艶が出て、こんがりと焼き色がついたら完成です
。
そのまま食べても、鰻重にしても、以前とは全く違う味になっています。
これは是非一度、試していただきたいです!