Amazonオーディブルは、簡単に言うと本の朗読が聴けるアプリです。
私は通勤時間が片道1.5時間と長いので時間の有効活用の一環として入会しました。
特別な体験のように感じ、人生の考え方や周囲の人の見え方が変わったように思います。最近は、仕事に対しても肩に力を入れすぎず俯瞰しながら行動できるようになったような気がするのです。
今回は通勤時間を使って学ぶ歴史編です。ベストセラー作家の百田尚樹さんが編む古代から現代まで!日本人とはどんな民族なのか?うーん、なるほど!と唸る内容となっています。それではどうぞ!
最近本を読む時間がない皆さん!まずは30日の無料体験はおすすめですよー。
それではアマゾンオーディブルの魅力を紹介していきます。どうぞ!
ベストセラー作家 百田尚樹さんが編んだ日本通史
【感想】
日本国紀は、日本の歴史を天皇を中心に万世一系の皇統が連綿と続く歴史として描いています。また、日本が世界に誇るべき文化や技術を数多く生み出してきた点にも触れています。
その一方で、第二次世界大戦における日本の侵略行為や、戦後における自衛隊の創設や日米安保条約の締結など、歴史の光と影もしっかりと描いています。
本書は、日本の歴史を多角的に捉えた、読み応えのある一冊です!
日本人はもともと、太陽を祭る民族である
日本人は、天皇の皇統が天照大御神を祖としていることから、太陽神を祭る民族です。
古事記や日本書紀に出てくる神々についても、男は〇〇ヒコ、女は○○ヒメという呼称になっているのは、ヒコ=日子(太陽の子)・ヒメ=日女(太陽の女)だからとのこと!
そして極めつけは卑弥呼、これは日巫女(太陽を祭る巫女)ということ。
頭脳明晰!勉強熱心な日本人
今の日本の土台を創ったとも言われる聖徳太子が隋の皇帝『煬帝』に贈った有名な手紙、
「日出る処の天子、書を、日没する処の天子に致す。恙なきや」にも出てきています。
自らを”日出る処の天子”と言っています。
日が昇る所のとは、地政学上否定できない事実ですし、太陽神をアイデンティティとしている民族であると名乗っているとも言えます。
この手紙は、日本が中国と対等な関係を築こうとする意志を表明したものであり、日本が隋の属国となることを拒否したことを暗に意味していました。
この手紙は、隋の煬帝を激怒させ、日本に対する軍事行動を検討するきっかけとなりましたが、最終的には隋の軍事力の衰退と、聖徳太子の外交努力により、両国は友好関係を維持することになりました。海を隔てているため簡単には攻め込まれないことも地理的優位性となっていました。
聖徳太子の手紙は、日本が中国の文化や技術を学ぶことで、強大な国にするという目標を達成するためにも、重要な役割を果たしました。この手紙により、隋は日本を友好国として認め、日本への援助を約束しました。この援助により、日本は中国の文化や技術を積極的に摂取し、飛鳥文化と呼ばれる独自の文化を築き上げました。
聖徳太子の手紙は、日本の歴史において重要な転機となった出来事であり、日本が世界に誇る文化や技術の基礎を築いたものであったと言えるのです。
『天皇』という発明
その次の遣隋使の時の手紙にはこうあります
『東の天皇、敬しみて、西の皇帝に白す』
その時代、世界最強であった中国の皇帝に対し、こちらは天皇であると。
同じ土俵で勝負をしない・・・そして対等な地位を築く。
海を隔てていたという地政学上の優位性を含め、考えに考え抜いた戦略であることが分かります。日本人の基礎をつくった聖徳太子さまに感謝ですね。
本日の紹介はほんの一部ですが、百田尚樹著「日本国紀」では、日本人が持つ勤勉さが世界随一であることが他国と比較しながら展開されていきます。
ぜひ、ご一読ならずぬ「ご一聴」ください!!
聴く読書について 声優さんと自分の相性
これは色んな本を聴いて分かったことですが、読んでくださる声優さんの声質やトーン、雰囲気など頭に”すっ”と入ってくる方とそうでない方がいます。それは良し悪しではなく相性なのだと思います。
(上手、下手とも何となく違うような気がするのです)
10時間~20時間、通じて1週間くらいは物語の旅をナビゲートしていただいている方なので、最後まで読了したときは毎回その声優さんのファンになってしまいます。大袈裟かもしれませんが、同じ人生の時間を共に過ごした戦友です。
《Amazonオーディブルでの最高の体験を得る公式》
自分と相性の良い声優さん × 自分の価値観や琴線に触れる物語 = 最高の体験
私は何か自分と合わない声だと感じると、途中で諦めて他の小説に乗り換えを何度も繰り返して、自分に合った作品を選んで聴いています。選べる本は数万冊!贅沢に選べることが醍醐味だと思います。
Youtubeなどの無料動画とは一線を画し、
完成された本当の小説を10時間から20時間もの長い時間をかけて味わう
読書体験は、有料コンテンツならではと感じます。
聴く読書まとめ
日常の中で色んなことが起こりますが、自分の人生ではない他人の人生を疑似体験できることが読書の醍醐味です。
東京の夜の世界で生きていくこともできるし名探偵の助手になって難事件に挑むこともできる。
追いかけられるような毎日の生活の中で読書を通じて人生の醍醐味を再認識することで、豊かな人生を送ることができるように感じています。通勤時間に”聴く読書”おすすめです。